1ページごとに完璧にする!問題集の丸付けの方法
今日は問題集などの丸付けの仕方の話です。
下記の方法は、自分が中学・高校の時からやっていた方法で、今も続けています。
小学生から高校生まで年齢や成績にかかわらず、指導を開始したらまず丸付けの仕方を徹底するところから始めています。
前提として、この方法は知識のインプットがある程度できた部分をアウトプットするときに使います。
計算ドリル、学校のワークや教科書傍用問題集などが最適です。
まず、採点はこまめにします。大問1問ごとが目安です。2周目以降なら1ページ単位でも良いです。
問題集の小問番号の横に次のように印をつけます。
◯←自力で解けた問題
△←ヒントなどを見て解けた問題
☓!←間違えたが、解説を読み理解できた問題
☓?←解説を読んでも理解できない問題
答えを問題集に直接書き込む場合もノートに書く場合も必ず問題集の方に印をつけます。
1ページ(問題集によっては見開き1ページ)が終わったら、左ページの左上か右ページの右上にそのページ全体の点数を書き込みます。
全部◯なら、大きく100、100点まであと2問なら、-2→、というように記入していきます。
問題集に直接書き込む場合は、間違えた時に正解を赤で写さないようにします。解き直しのためですね。(写して上から付箋を貼るなどの工夫をしてもいいですが)
そして、必ず翌日に間違えた問題の解き直しをします。解きなおしの採点は青でやります。(他の色でもいいです)やり方は1回目と同じです。
めでたく、そのページが全部正解すれば青で100点にします。先ほどの例だと、
-2→100、というようになります。
2回目で1問残り、3回目で100点になった場合は、
-2→-1→100、という感じになります。
☓?の問題は、学校や塾の先生、家庭教師、友達など聞ける人に聞き、理解できたら?を!に直します。
これらの間違い直しをやるかどうかが勝負の分かれ目で、指導を徹底するのが一番難しい部分でもあります。
頑張って続けていくと、赤100のや青の100、三回目の緑の100などとにかく100点と書く回数が増え、モチベーションが上がります。
ページの隅に書いてあるので、パラパラ漫画みたいにページをめくると、いろいろな色の100点が出てきて楽しいですし、まだ100点になっていないページも、「あと何問で100点になるのか」が一目で分かり、復習がしやすいです。
以上、記事にしてみるとごく普通のやり方のような気もしますが、ぜひ参考にしてみてください。