フォーカスゴールドⅢで複素(数)平面の予習開始
高1の生徒の学校が数ⅡBまで終わり、3月の期末後に数Ⅲに入る模様。
数Ⅲの新課程は行列に変わって複素数平面が復活した。この仕事をはじめた時はまだ旧課程だったので、自分自身が手薄になっている分野である。
ちなみに、複素数平面という呼び方は高校数学独自のもので、大学以上では「複素平面」というらしい。(自分は「ガウス平面」で記憶していた)
この分野は数検準1級対策で少し勉強したくらいで、このままでは指導できるレベルではないので、早急に仕上げねばならない。
当初、数Ⅲに入るのは高2になってからと聞いていた。手持ちのフォーカスゴールドⅢを見ると「式と曲線(2次曲線)」の次が複素数平面だったので、予習を後回しにしていた。
フォーカスゴールドは学校採用ではなく、辞書的に購入してもらったものである。
学校で使うであろう数研出版の数Ⅲの教科書を確認したら、複素数平面が最初にきていて焦った。
生徒が期末テストの勉強をしている間に、頑張って勉強しよう。
教科書が30ベージ足らずであるのに対し、フォーカスは120ページ以上もある。
この参考書は本当に充実しすぎである。
自分の話はともかく、生徒の数Ⅲの先取り教材も決める必要がある。
この生徒は数ⅠAが
数ⅡBは、旧課程版であるが、
を使用してきたが、総合的研究 数学III (高校総合的研究)は、先取りには難しすぎるので、只今検討中。
駿台の受験数学の理論の新課程版が出るらしいのだが、時期が不明なので困っている。
とりあえずは、学校の教科書とフォーカスゴールドの抜粋で複素数平面はいこうと考えている。
進学校の理系の生徒を指導するのは大変だけれども、教えることを前提に勉強するとなんとかなるから不思議なものである。