パイロットS3(0.4mm)が使いやすい
シャープペンシルはもっぱらこれを愛用している。価格も300円とリーズナブル。
お気に入りの0.4mmは透明レッドと透明ブラックの2色しかないのが残念だけど、0.4mmという太さがマイナーなので仕方ないか。
0.3mmや0.5mmであれば、色の選択肢が広がるのだが、自宅で使うにはどうしても0.4mmが良いのである。
昔は標準と言える0.5mmを使っていて、家庭教師先では今でも0.5mmを使っている。理由は、板書代わりとなるA4のコピー用紙で説明する時には、線が太い方が生徒にとって見やすいと思うから。
一方、このブログでも何度かアップしている手書きのメモの場合、0.5mm(濃さはB)で書いたものをスキャナで読むと字が潰れてしまって、ただでさえ下手な字が余計に読みにくくなってしまう。HBでは薄すぎて画像を補正しても読みにくい。
0.3mmは折れやすいので好みでなく、0.4mmのBにしたところちょうど良くなった。
手書きメモにアップしないものは自分がいちばん書きやすい0.4mmのHBを使っている。
「たかが0.1mmのこと、しかも300円のシャーペンにそんなにこだわってどうすんの?」
といわれそうだが、実際に使ってみるとかなり違うのである。
0.4mmは芯の直径だから、0.5mmの4/5倍だけど、断面積の比は二乗の比で16/25倍となる。0.3mmでは9/25倍と4割にも満たなくなる。(相似比と面積比の関係)
これより、0.4mmでも0.5mmの64%になるからだいぶ細くなった感じがする。
このシリーズのよさは鉛筆の持ち方が正しくないとよくわからないかもしれない。
鉛筆の持ち方がおかしい生徒には、「こういうふうに正しく持ったほうがカッコイイし、速く書けるし、疲れないでしょ」と雑談レベルで話すようにしている。
そのあたりのお話はまたの機会に。
0.4mmの新色、パイロットさん出してくれないかなあ。(透明グリーンか透明イエローを勝手に希望)